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ノンプレスフィニッシャーを選択で高品質&効率化へ
圧倒的なシワ伸ばし能力が注目されて導入が進む㈱三幸社のランドリー仕上乾燥機「ノンプレスフィニッシャー」。愛知県一宮市の㈱丹陽商会(植田晴美代表取締役社長)では今年7月、病衣等の仕上げ乾燥にノンプレスフィニッシャーST-9200を導入し、タンブラー乾燥やプレス機での手直しを不要として作業効率を高めている。同社を訪問して、植田社長と植田康之会長ご夫妻、息子さんでグループ会社㈱向陽(名古屋市)代表取締役の植田貴都氏に導入の経緯や効果について話を伺った。
◆ホーム、おしぼりから事業を転換
丹陽商会は昭和32年、ホームクリーニングとして創業し、おしぼりレンタルで事業を拡大。その後は美容院のタオルや業務用クリーニングが増えたことでホームから業務用専門へと事業を転換。さらに、需要縮小のおしぼり事業も5年前に撤退し、病院や福祉施設のタオル、病衣、私物洗濯を中心とした生産に切り換えている。
なお、同社は障害者就労継続支援事業所A型(現在47名)による生産会社で、営業は㈱向陽が担っている。
◆生産性に課題、新規受注控えていた
植田社長は「障害者の就労支援施設ということで、手作業でも与えられる仕事があればいいと思っていたが、人件費や重油等のコストが年々上がり、効率化しないと厳しくなったことで、3年前から設備投資を進めている」と語る。その中で、病衣等の仕上げ乾燥に選んだのが、ノンプレスフィニッシャーだった。
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