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余録

朝晩の冷え込みを感じるようになった今日この頃。イベント帰りの道のりで老舗ベーカリーを目指し旧軽井沢の浅野屋本店へ。目当てのパンを買って店内でコーヒーを飲みながら休憩しつつ外を眺めていると、歩いている人々が店の看板を指さし(あった!ココココ!と口ずさむような雰囲気で)吸い込まれるように入店してくる。その光景は圧巻で、店内レジは常時行列。私も口があんぐりと開いてしまい「商売はこうありたい」と強く感じた。

その前に体験した行列といえば、新規開店前日のプレオープンでの半額セール。そこは三重のまぐろレストランの新たな展開として商業施設内に店構えした丼ぶり専門店の一号店。施設運営の方に薦められてまぐろ丼を一時間並んで食べたが、その味から半額とはいえ行列も納得。その2か月後、再度同店に訪問したが繁盛し続けている。

人工的に作られた行列ではこうは続くまい。この日は中トロ丼が200円引き。値上げ風潮の中でのメリハリある「バリュー」。値引きはわずかだが、そのありがたみが心に染みまた行こうと心に誓った。




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