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パート厚生年金加入拡大 石破首相、今国会に法案提出

会社側の負担比率初めて公表

厚労省のパートら短時間労働者の厚生年金加入拡大に向けた年金改革案が、序盤から内容変更が続く事態となっている。

■与党からも猛反発

1月24日、厚労省がまとめた年金改革関連法案は、自民党の社会保障制度調査会などの合同会議の席上で提示された。本紙前号の内容より、さらに新しく修正されたところは①年収106万円は、この改革関連法の公布後3年以内に撤廃②従業員51人以上の企業規模要件は29年10月撤廃としたところ。また週20時間の壁は残した。

しかし、その後も出席議員の大半が中小企業への配慮を求める声など慎重論が相次いだといわれる。

同党年金委員会事務局長の小林鷹之議員は、会議後『きょうの案では党の理解を得ることは難しい』と一蹴。再会議の意向を示したと。(読売25日付4面)

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