最終更新日:

合成皮革もリペアできる!10月26日無料オンラインセミナー開催

本紙では、全国のクリーニング店に対してリペア指導を行う㈱レッツリフォーム(静岡県浜松市、高柳光生社長)を講師に招き、今月26日に、オンラインセミナー「合成皮革もリペアできる~『2~3年で劣化』は嘘!?~  正しい知識の習得で新メニュー開発&収益アップ」を開催する。時間は13時~15時まで。先着30名限定(ただし予告なく変更する場合あり)、参加費は無料。

合成皮革のアイテムが世に広まる

昨今、様々な合成皮革の製品が発売されている。前号9面で紹介した「シームレスダウン」はその代表例だ。スタイリッシュなシルエットや保湿に優れる点などが好まれ、毎年、秋冬シーズンに向けた新製品が登場している。

これまで本紙でもお伝えしてきた通り、同製品は「シームレス加工」が施され、その際に[バインダー=接着剤]として使用されるポリウレタン樹脂は製造から2~3年で経年劣化が始まる。クリーニング店では受付時にお客へのリスク説明やラベルの確認などの対策が必要なアイテムとされている。

「2~3年で劣化」するのはポリウレタン樹脂だけ。寿命の長い合成皮革はリペアの価値あり!

しかし、合成皮革の成分にはポリウレタン樹脂以外にも様々な種類があり、例えばポリエーテル系は3~6年、ポリカーボネート系は10年、塩化ビニル樹脂に至っては、劣化しない。「長く使用できる合成皮革の製品は多くあり、リペアする価値が生まれる。正しい知識と技術を持つことで、それらを売上、利益創出に繋げることができる」と高柳社長は語る。

実際、合成皮革の根強い愛好家によるリペアのニーズは高いそうで、レッツでは自店だけでなく指導先のク店からのリフォーム依頼にも応え、製品の状態によって修復ができないアイテムがありながらも「6割ほどの依頼品はリペアに成功してきた」とその実績を話す。
 
ZEN-20221001-06-1b ZEN-20221001-06-1

レッツ高柳氏による合成皮革復元(動画はこちら

新メニュー開発・利益アップ、サステナブルに関心がある人は参加を

今回の無料オンラインセミナーは、「合成皮革なんてリペアしても、またすぐに傷んでしまうのでは?」と不安と疑問を持つ参加者に対して、合成皮革に関する正しい知識とこれまでレッツで受けてきた合成皮革のリペア事例及び、復元技術を紹介し、クリーニング店の新たなメニュー開発と利益アップの一助になることを目的として開催する。「お気に入りの衣類を長く大切に着ていただく。サステナブルな社会実現のためにも今後必要な知識と技術」と高柳社長。

問い合わせ、参加希望者はメール(maezawa@zendora.co.jp)まで①社名②住所③担当者名④当日都合のつく連絡先 を記入してください。定員30名に到達次第、お申込みを締め切らせていただきます。

なお、ご参加いただける方は本紙の読者に限らせていただきます(記事単品・一部買いの方は除く)。また、当日は「皆様の表情を感じながら、進めていきたい」という高柳社長の意向により、カメラはオンモードでお願いいたします(録画もNGです)。

イベント詳細

日時

2022年10月26日

13時〜15時
場所
オンライン
主催
ゼンドラ株式会社、㈱レッツリフォーム
共催・後援
定員
30名
お問い合わせ先
ゼンドラ株式会社 前澤(maezawa@zendora.co.jp)まで

関連記事