昨年に続き、中国・上海でのテックスケア・アジアを取材した。ドイツ・フランクフルトのテックスケアが4年ごとに対し、中国は毎年。1年ではそれほど代わり映えもしないだろうと思っていたが、自動化設備やRFIDによる管理技術は、この1年で一気に進んだ印象がある。現地大手の工場では、省エネや省人化につながる設備が求められるようになり、RFIDもユニフォームだけでなく、シーツやタオルにも広がっているという。こうした展開のスピード感は業界の勢いを感じさせ、メーカーも次から次へと新製品を開発する。だから展示会も毎年開催が成り立っているようだ。