日本政策金融公庫が昨年10月~12月に、クリーニング業260企業を含む生活衛生関係営業3290企業を対象に行った「雇用動向に関するアンケート調査」の結果発表が3月1日に行われた。それによると正社員、非正社員の賃金水準はどちらも上昇傾向であり、6割の企業が非正社員の賃金をアップ。この結果は過去最高の割合となった。社会全体で呻吟水準は上昇傾向であることが分かるが、いざ賃金を上げた時に、人件費が増加した分何らかの施策を講じなくてはならない。そのヒントとして今号では特殊品の専門業者である静岡県の小羽皮革を取材。また、労務費・店舗管理費の削減とタイパ志向の世の中に対応していくための24時間無人受け渡しロボットの運用のコツも大解剖!。また、CLV21よりTeMAで行われたパネルディスカッションもダイジェストで紹介。人手不足が深刻化する中で、「人材育成」がテーマとなった。各地域での人手不足の現状や人材育成に対する考え方、今後のCAの期待と未来について活発な議論が行われた。