「Cash is a fact, profit is an opinion(利益は意見、現金は事実)」
最後の重要なチェック項目は「手元流動性比率」です。現金預金残高が平均月売上高の何ヶ月分に相当するか。言い換えれば、何ヶ月間売り上げが無くても企業を維持することができるかという、もっとも重要な指標になります。つまり、企業が今現在持っているお金、あるいは直ぐに現金化できるお金をどれだけ持ち得ているか。それによって天変地異やコロナ禍のような未曾有の危機、あるいは経済情勢の激変による危機に対して企業が対処し、存続できるかを左右する重要な指標となるのです。